11月の護摩(新型コロナウイルス感染防止に伴う対応について)

 

10月28日不動明王縁日の護摩です!

 

11月の護摩のお知らせです。

11月の護摩も条件つきではありますが参拝者さま参加で行います。

以下の日程となります。

 

☆ 11月の護摩 日程 ☆

15日(日)午前10時~ 午後2時~

19日(木)午前10時~

28日(土)午前4時半~(参拝不)

 

※条件

前回同様にコロナウィルス感染予防の為、寺院内の人数制限をしますので必ず事前にご予約をお願いいたします。

予約時にお越しいただく時間をお伝えします。

参拝手順は前回同様です。

参拝時間は大変短くなりますが、皆様のご協力よろしくお願いいたします。

19日(木)の護摩は変更があるかもしれませんので

必ず事前にお問い合わせご予約をお願いいたします。

 

☆その他のお知らせ☆

◎12月から三密護摩がはじまります。前回護摩にご参拝の方には、事前にお申し込み用紙をお渡ししています。11月の護摩時に身、口、意の護摩木をご用意しています。必要分をお取りいただいてご自宅で記載され12月の三密護摩時参拝の際にお代といっしょにお持ちください。

◎ご参拝が難しい方は寺院の方へお問い合わせください。お申し込み用紙を郵送いたします。

 

今年も残りあと2ヶ月となりました。季節の変わり目です。どうぞ皆様お体ご無理なさらないようにしてください。

合掌

回忌法要は何故行うのか。~不動明王について~

初七日に教義を頂く仏様『不動明王

人が亡くなられたら心細いですね。亡くなると闇の中と言われます。故人様の不安を解消し、魔から守って下さるのがお不動さん『不動明王』なのです。

 

お怖い鬼のような顔をして火を背負い、剣を持ち、悪者を縛る縄、羂索 (けんさく)を持っている仏様。

亡くなると、闇の中、魔物がよりつくと言われます。鬼のような怖い顔で剣を持ち、背負っている炎であの世への道を照らし守って下さっているのです。

 

真言密教の本尊は大日如来。如来様は座っています。如来様は人間世界でいう一番の偉い方です。

 

そんな方が救済の為、形を変化させ、皆様のところへ下りてきてこられたのが『不動明王』と言われています。

 

また『不動明王』は弘法大師空海がはじめて日本にお連れになった仏様で、護摩などは『不動明王』を本尊にして祈祷を修します。

『本日28日お不動さんの縁日護摩を修しました』

それまで観音様を信仰していた日本ではこの勇ましいお姿が観音様の優しい慈悲姿だけでは足りないものを補ってくれると衆生に広がりました。

 

そのような意味では何でも聞いてくださる仏様。初七日で故人を守って下さるだけでなく、今生きている我々にも力を与えて下さる仏様です。

 

のうまくさんまんだぁばあさらだんせんだんまぁかろしゃあだやそわたやうんたらたぁかんまん。

これを慈求呪と言います。唱えられる方はお唱えしてみましょう。有難いご利益が得られることでしょう。

合掌

本日、お弘法大師さま縁日護摩

弘法大師空海がこの場所で護摩を修したとされる福崎町の『つなぎ岩

 

 

護摩はじめの法螺貝です。

本日もしっかり修させて頂きました。

すっかり秋めいてきました。

コスモス畑が綺麗です。

真言宗の教義に六大という教えがあります。

地水火風空識と言いますが、簡単に言えば人は自然から成り立っている。

 

新型コロナの世界。

元はと言えば、人が横柄にならなければ生まれなかったウィルスです。

自然に準じる生き方が、あるべき方向性なのかもしれません。

合掌

京都東寺に行ってきました!

京都研修のさなか東寺にも伺ってまいりました。

晴天に恵まれました。

この場所は真言宗開祖空海弘法大師が

生前一番長く活躍された聖地です!

実は、この堂も曼陀羅なのです!

ここで空海も僧侶に授業してたのでしょうか?

不動明王です。やはり格別の迫力と

神秘的な力を感じます。

密教にはなくてはならない仏様です。

今回お大師様がいらっしゃる

御影堂の改修が終わり新しくなられました。

清々しい風が吹いておりキンモクセイが

どこか気分を落ち着かせてくれました。

 

皆様にも少しばかり参拝の雰囲気を感じていただけましたでしょうか。18日は自坊で護摩です。しっかりと護摩を修しなければならない!とまた凛といたしました。

合掌

回忌法要は何故行うのか!~考え方~

このお経は普供養三力と言うお経です。

 

『仏を信心する全ての皆様に功徳が行き渡りますように』というお経です。回忌法要をはじめ、護摩や祈願祈祷のときも唱える。功徳のあるお経です。毎日動画を見られるとご利益をいただけることと思います。

ここから本題に入りますが、

お葬式が終わったら毎週逮夜が行われます。

初七日~六七日、四十九日、一周忌、三回忌~五十回忌まで、そして弔い上げとなります。

必然的に行われますが、一体何をしているのだろうと思われている方がほとんどではないかと思います。

このご時世ネットや様々な本に色々と記載されていますが、いまひとつピンとこない人も多いのではないのでしょうか。

これより私の主観も入りますがわかりやすく説明してまいります。

 

まず『回忌法要は何故行うのか』を簡単にお答えしていきたいと思います。

純聖寺に関わっておられる方々は護摩などのお参りをされておられますので

仏様の教義を受けておられると思います。

しかし、衆生の皆さんのほとんどが毎日の生活に勤しむばかり、

仏縁なく毎日を送られておられる方がほとんどではないかと思われます。

 

そして、亡くなられたら仏教のことを何もわからないまま故人様は仏様の世界へ旅立たれます。

成仏するためには逮夜、回忌法要ごとに登場される各仏様の教義を順番に頂かねばなりません。

それが、逮夜、回忌法要なのです。

しかし、故人様が今まで仏教と無縁であれば尚更。

成仏しようとしても何もわからず不安になられますよね。

 

ですので、

故人様が成仏するためには、

『故人様が仏様の教義を頂戴しようとする力』に加え

『僧侶による法要の後押しで仏様から与えられる力』

『ご家族が故人様の成仏を願い、後押しし支えてあげる力』

この3つの力がいるのです。

 

これを真言宗密教では『三力』と言います。

それが普供養三力です。

以我功徳力(いがくどくりき)自身の努力。

如来加持力(にょらいかじりき)仏様のお力。

及以法界力(ぎゅういほうかいりき)それを後押しする環境。

普供養而住(ふくようにじゅう)そして、その三つが全て融和したとき願が叶いますとされる

 

と僧侶はお唱えします。

 

冒頭にも言いましたように『ご祈祷』にもこの3つの力『三力』は必要なのです。

つまり、亡くなった方、だけでなく

今、生きている私達にも必要な力ですね。

ひとつお勉強になられましたでしょうか。

 

今度は逮夜、回忌法要の仏様について

語りたいと思います。

 

合掌

ほのぼの動画!わんちゃん編

母親がお世話になっている施設のわんちゃんです。

かわいいですね!人々を楽しませてくれます。

健気ですよね。この動画を見て犬は純粋無垢であるそう思う心が仏心であります。また、それを感じることができるのですから皆様にも仏性がおありなのです。

その心は大切にせねばなりませんね!

合掌

住職の雑学日記!~七種の滝と福崎町陰陽師伝説~

 

ちなみに河童の兄がガタローで弟がガジローだそうです。今日もブログをご覧いただきありがとうございます。河童伝説の続編、福崎町陰陽師伝説です。陰陽師と言えば有名なのが安倍晴明!しかし、晴明は京が主役の陰陽師!実は実力派の陰陽師はこの播磨に根を張り存在しておりました。

 

時は推古天皇の時代、この辺りは滋岡と呼ばれておりました。当時、大飢饉が発生していたそうです。そんなとき、この滋岡に現れては消えを繰り返すご老人がおられ、そのご老人が動画の場所から下ったところに、もみ、大麦、小麦、大豆、小豆、あわ、ひえの七種を植えましたらそれが実り飢饉から人々をお救いになったと言われております。そして、その方が陰陽師であったと言われ滋岡川人(しげおかせんにん)と呼ばれていたそうです。七種の滝の七種はここからきているんですね!

さらに、三論宗の高麗の僧、恵潅法師が聖徳太子の命を受けて山を登りしばらくこの地で修業をしていたところ滋岡川人が現れ、十一面観音菩薩を祀りなさいと言われたそうです。しばらくはこの山門の辺りに寺を構え、仏様を祀っていましたが後に弘法大師空海が寺を訪れ、その後、真言宗に改宗、現在は金剛城寺となっています。弘法大師空海もこの七種山のつなぎ岩にて護摩を修し修業なされたと言われています。

これが『つなぎ岩』です!

機会があれば行ってみようと思います。

また、滋岡川人は大慈悲観音の化身とされ自然霊=神、そして仏様ともされ、まさに神仏習合(神と仏を融合し尊重する考え)と言えます。

しかし、しかし。

純聖寺はそのような歴史を存じあげず、神仏習合の精神を引き継ぎ、弘法大師空海と縁のあった福崎町に開山し、また十一面観音菩薩を本尊とさせていただいております。

時空間を越えた、同調感、また、この地における使命感なのかもしれません。なんとも不思議な縁起です。真言密教僧として精進し歩まねばなりません。

合掌

 

 

10月の護摩について

 

9月28日(月)不動明王縁日

午前4時半~の護摩です。

しっかりと修させていただきました

 

10月の護摩のお知らせです。

10月の護摩も条件つきではありますが

参拝者さま参加で行います。

以下の日程となります。

 

☆ 10月の護摩 日程 ☆

18日(日)午前10時~ 午後2時~

21日(水)午前10時~

28日(水)午前4時半~

 

※条件

前回同様にコロナウィルス感染予防の為、寺院内の人数制限をしますので

必ず事前にご予約をお願いいたします。

予約時にお越しいただく時間をお伝えします。

参拝手順は前回同様です。

参拝時間は大変短くなりますが、

皆様のご協力よろしくお願いいたします。

21日(水)の護摩は変更があるかもしれませんので

必ず事前にお問い合わせご予約をお願いいたします。

 

☆その他のお知らせ☆

◎今回の定例護摩は18日観音様の縁日です(^^)

◎12月から三密護摩がはじまります。

住職のひとこと🍀

しんどければ休めば良いのです。

しんどいのは自分しかわからない。

人は人。自分は自分。

如何に評価されようが、評価する人間が

何をしてくれるでしょうか?

邪見、偏見それは魔物!

あなたはあなた!

あなたには素晴らしい可能性があるのです!

あなたは世の中に必要な人なのです。

だから疲れたら羽を休めるのです。

格好なんか気にしなくていいのです。

飾らないでいいのです。

あなたは輝いているのです。

だから怖がらず肩の力を抜いてください。

合掌

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