寺院縁起

真言宗 大弥山 純聖寺は、宗教法人姫路成田山福崎布教所として主官 北本 聖明が平成二十五年に開山致しました。

姫路成田山の起こりは昭和三十年頃。不動信仰で高名な千葉県の大本山成田山新勝寺の明勝講が発足、成田不動尊詣でが始まりました。

時の真言宗智山派の名僧であった荒谷実善、江波戸弘寿を中心とした数名の阿闍梨らによる八千護摩によってご本尊不動明王は開眼、開基した(伝)という経歴も残っている格式のある寺院です。

その後継承不遂行などがありましたが熱心な信者信仰に押され再起し、法流の流れを新義から古義真言宗に変え単立寺院として現在に至っております。

主官 北本 聖明は、姫路成田山前住職からの門弟であり聖行派として寺院に貢献してまいりました。十年以上にわたり正規の修行を積み、姫路成田山の聖行派として布教道を歩むため道場を建立。真言宗 大弥山 純聖寺と名付けました。


伝統とは心であると考えます。古い伝統的な寺院であっても心がなければ有難さは湧きません。

本寺は現代寺。外観は普通の一軒家ですが中に入ると世界が変わります。布教する僧侶が少なくなりつつある今、弟子や布教僧の模範となるような寺院を築くことが真言宗 大弥山 純聖寺の使命と考えております。


本尊

本尊は弘法大師ゆかりの地であるあの弥山(みせん)がそびえる安芸宮島から奉戴した十一面観音菩薩です。

弥山には約1200年前大師が修行で起こした火が今もなお燃え続け、「消えずの火」と崇められております。

そのような由緒正しき場所から奉戴したご本尊に手を合わせますと、灯火に照らされ迷走から抜けるかのようにお智慧をいただけるご利益があることから「ひらめき観音」として参詣者に光明の光を与えて下さっています。

十一面観音菩薩(ひらめき観音)

空海と十一面観音菩薩

当寺院のご本尊は、空海が虚空蔵求聞持法を行った安芸の宮島から奉戴してまいりました。安芸の宮島には約2メートルの十一面観音菩薩が祀られています。

日本は昔、神仏衆合の宗教観により厳島神社内にも仏様を祀っておられました。厳島の神は市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)・田心姫命(たごりひめのみこと)・湍津姫命(たぎつひめのみこと)の三女神で、十一面観音菩薩はその三女神の本地仏(厳島大明神)として明治の神仏分離まで厳島神社内に祀られていたとされています。厳島神社に祀られていた十一面観音菩薩は、現在は同じ厳島にある大聖院に祀られています。

厳島神社については、高野山で幻僧として現れた空海より修復を頼まれた平清盛が再建し、財と地位と名誉を手にしたという逸話が残っています。

住職と本尊の出会い

この十一面観音菩薩とは誠に不思議なご縁がございます。

開山間もないころ、御本尊を決めるよう師から指導を受けていましたが、なかなか出会いがありませんでした。

そんなある日、激しいめまいのような症状が出て早めに床につきました。すると突然、寒気と恐怖感のようなものが襲い金縛りに遭ってしまいました。

まばゆい金色の光の明滅の中で、浴びせられるように唱えられる数えきれぬほどの僧侶のお経・・・それはまるで、かつて何度か訪れた安芸の宮島で行われている千僧供養のようでした。

やがて金縛りはとけ、突然の不思議な出来事に驚きながらも再び就寝。その夢枕に、全長1メートルほどの十一面観音菩薩がお出でになられました。

目が覚めて、まっさきに頭に浮かんだのは宮島でした。宮島とはかねてからご縁があり、ある仏師との出会いもありました。

「今宮島に行けば、夢枕にお出でになったその仏像に出会えるかもしれない!」

急ぎ現地に足を運び仏師を訪ねたところ、夢枕にお出でになった仏さまと瓜二つの十一面観音菩薩と遭遇。運命的なものを感じ奉戴するに至ったのでした。

十一面観音菩薩のご利益

現生利益と後世利益の2種類があります。つまり、生きているうちに得られるご利益、死後に得られるご利益です。

生きている間は十種勝利のご利益
1.病気から守られる
2.如来に受け入れられる
3.財産や食事を得られる
4.怨敵から守られる
5.国王が王宮で慰労してくれる
6.害虫や熱病から守られる
7.刃物に刺されない
8.水死しない
9.焼死しない
10.不慮の事故から守られる

死後に得られるのは四種果報のご利益
1.臨終の際に如来とまみえる
2.地獄、鬼畜、畜生に生まれ変わらない
3.早死にしない事
4.極楽浄土に生まれ変わる

また十一面観音菩薩は阿弥陀如来の化身仏とされています。

阿弥陀如来は亡くなられた方を極楽浄土にお導き下さる慈悲深い仏さまでもあります。


十一面観音さまのお膝もとで、ご供養を通じご先祖様と心をかよわせる。そうすることにより私たちが今、生かされている根本を重んじながら、感謝に生き、純粋に日々を歩んでいける一歩一歩に救いの手を差し伸べる。

生死を越えた大いなる二つのお力(ご利益)を純願者に届ける、それが当寺院の真骨頂です。

広大無辺のオーラを放つ、霊験あらたかな十一面観音菩薩に護られた当寺院でのご回向(御供養、御祈願)、お申込みは随時お受けしております。

当寺院でお授けできるご利益

災難消除・厄除開運・身体健全・離諸疾病・財運招福・智慧増上・受験合格など

本堂風景

護摩祈願





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