最近、心身ともに疲れが出ているのを感じていました。衆生の闇を光明に照らす。仏様の慈悲を届ける橋渡し、それが真言密教僧である。
そう心を強く持ちながらも身体は正直です。なかなか奮起していかない。悪循環も起こる日常でした。
毎月の定例護摩、それはさすがにお不動様のお力です。
護摩の炎は仏様そのもの、大日如来の化身の不動明王である炎を間近で見ていますと素晴らしいくらい、投身し集中力が発揮できます。
参拝者もおられるからこそ、その力はぐっと上がります。しかし、自身のことになると投身した分、力を使い果たしたかのようにガックリ下がってしまいます。
そんなに弱かったかな?と。。。自己嫌悪することもしばしばでした。
そんな状態でしたので、一度、外に出てみようと京都の東寺と滋賀県の西国霊場の石山寺に行ってまいりました。
東寺には薬師如来や立体曼荼羅の仏様がいらっしゃいます。また、そこには、当寺院と同じ十一面菩薩もいらっしゃいます。
ずっと見つめていると不思議なものです。あれだけ心の中が闇に迷い、もんもんとしていましたが、お時間をいただいたことで随分とすっきりとした感じがしました。
東寺に訪れていたときにもう少し東へ足を延ばしてみようそう思いました。ふと、思ったのが滋賀の石山寺です。何度か訪れていましたが、記憶は遠い昔、訪れてみると新鮮な風景でした。
参道を歩き本堂には如意輪観音菩薩、そして、弘法大師作の不動明王がいらっしゃいます。内陣に入らせていただき、お不動様のすぐそばで手を合させていただきました。
そのときに有難過ぎて、心の迷いや失望感やいろいろなものをお不動様の持つ金剛剣で切って、功徳のある迦楼羅(かるら)の炎で燃やしていただいたかのようでした。帰り路は行きとは違う自身になれました。
お不動さまのお話し動画(YouTube)
https://youtu.be/FJ4LxwaGBoA
今もまだ、私は完全ではありません。しかし、仏様のお力は本当に凄いものです。前を向く力を与えて下さります。
そんな仏様が当寺院にもいらっしゃるのですが、私は毎日が目まぐるしく、お勤め以外は仏様と長く対することができません。今日、しばらくゆっくりとお顔を見つめておりました。
いろいろと整えていただきました。お勤めの時は心が落ち着き、ひらめきとして色々と教えていただくことがよくあります。
しかし、多忙に押されて、仏様のお声がけに向き合えず、そんな自身を反省しております。密教僧侶であっても人です。皆様と同じ。
しかし、仏様の功徳が計り知れないことを誰よりも理解し、その功徳の有難さを布教することが役目です。
そんなときすぐに仏さまとお会いできるように!そのような思いで行ってまいります。
LINEやブログ、YouTubeなどさまざまなことを行い、皆様がいつでもすぐにお越しになれる安らぎもあり、元気をもらえる寺院を作ってまいりたいと思います。
皆様が当寺院の仏様に触れられ、また功徳が届きますように努めてまいります。インターネットからでも結構です。いつでもお気軽にお参り下さい。
【純聖寺 LINE公式アカウント】
護摩の案内や、お寺の貴重な情報なども無料配信致します。友達追加が、まだの方は以下のリンクから友だち追加できますのでご活用下さい。
https://lin.ee/2j4iEQ
お知り合いの方を紹介される場合は、こちらのQRコードからお友達追加ができます。ご活用下さい。