12月になりました。~住職日々の雑記~

★姫路成田山 福崎布教所 純聖寺護摩祈祷★

真言密教、祈願祈祷と護摩の寺 、姫路成田山の福崎布教所 大弥山 純聖寺 、

兵庫県姫路市近郊福崎町にある現代道場、祈りを重んじた祈願祈祷のお寺へご参拝下さい。

 

★12月になりました。~住職日々の雑記~

今朝はやはり寒く感じます。やはり12月に入ると冷えてきました。毎月28日朝4時半からの護摩の日も前回とは体感する温度が変わってきたと思っておりましたが季節はもう師走、年末です。どこか気ぜわしくなってきました。来年は令和になって早5年です。そして、来年は弘法大師空海、生誕1250年になります。お大師さまは超人のようなイメージがありますが、私たちと同じ人間です。さまざまな伝説や逸話が語られますが、数々の困難を乗り越え密教布教にお勤めになられたことは確かな事実です。当時、位の低い一般僧侶として荒波を乗り越え、唐に渡り、そのような身分でありながら密教の真髄を知る恵果阿闍梨より直接密教を伝授され、荒波の中無事に帰国、それができたものの国が命じた唐での修業期間を大幅に満了せずに戻ってきたために九州の太宰府にて重い処罰を受けそうになるが、嵯峨天皇に救われ、神護寺を賜り、高僧であった最澄が弟子になるなど。。。弘法大師空海の物語はまるでドラマの主人公のようです。お大師様には『不安』という文字はあったのだろうか。一瞬私はそう思いました。しかし、その『不安』よりも『できる』ということしかなかったのだと思います。人は誰もが迷いもなく明日はあると思っています。当たり前になっていることに『不安』という2文字はありません。私事のお話しになりますが、自身でお寺を作る、また寺院をやっていく、はじめは、このような場所で。。。また大丈夫だろうか。。。そう思うことばかりでしたが、今はそれがナチュラルな私の生活になっています。運動不足であった心の筋肉が鍛えられて走れるようになったという感じでしょうか(;^ω^)人それぞれタイプはあります。しかし、必要以上に『不安』をいだく必要はありません。意識を低く持たず、自身を信じて進んでいけばよいのではないかと思います。そのように心をアップデートですね。合掌

 

【11月28日護摩の模様】

 

 

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