『北本聖明阿闍梨の智恵袋』自身も辛いのに情けをかけてしまいます(◞‸◟)に回答

『北本聖明阿闍梨の智恵袋』

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本日もお疲れさまでした。本日はご相談で一日を終えました。お話しが為になれば幸いです。

しかし、悩み多き方のほとんどは慈悲がおありなのだと思います。優しいので多く気遣おうとしておられます。でも、その気持ちが伝わらないと疲れますよね(;^ω^)よくわかります。

でもお花にたとえると、愛情をかけるあまり、水をやりすぎたり、肥料をやりすぎたりしてしまうとお花にはよくありませんよね。人も生き物、同じであると思います。こちらは足りないと思うから補おうとします。でも、やりすぎると自力という力をどんどんと失っていきます。やがてはそれは甘えや放棄となります。花で申せば根腐れです。そうなってしまうとどうやっても改善不可能になります。

仏教用語にも因果という言葉があります。『もとに起こす事柄となるものがあり、現象が起きている』そのように考えます。一見、慈悲をかけることは良いことに思います。でも受け手に機根（きこん）つまりその方と同じくらいの慈悲、仏の心が備わっていなければ因果は好転しては行きません。また、慈悲のある人は無慈悲ではありませんのでお隣におられても辛さを感じるより心地よく感じることができるはずです。

人間関係は難しい場面が多いとは思いますが、自身が辛いのに情けを掛けてしまいそうになる人は、自身を守ることを最優先にされて下さい。花を見て奇麗と思えるのであればあなたの心は間違いなく悟れる仏の実をお持ちです。情を掛けないことは罪ではありません。ご安心下さい。

お釈迦様はこう申された、世の中が平和になる一番の方法は『世の中全ての方が自分のことを自分ですれば良いのです』自身が食事をして汚したお皿を自分が洗って片付ければ誰も悪口は言いません。恨むこともありません。他人に尽力しても思ったほどの感謝をされない、それが全ての争いのもとです。五体満足ならなおさら、その方の修行の邪魔をしないように、時に情けは人の為ならずそう思われて下さい。

わたくしごとでございますが、よく急な依頼がございます。自身が万全ならば受けますが、そうでないときは、きっぱりと断ります。それは中途半端な仕事にしてしまっては返ってその方にも良くない影響にもなりかねません。こうなったのも縁起です。でも良い縁起であるそう思っています。慈悲あれば必ず良縁そう思われて下さい。合掌

慈悲をかけすぎて疲れたときこの明王のご真言をお聞き下さい。愛染明王ご真言

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雑念にとらわれず、自然な意識のみにフォーカスし本来自身に備わっている、豊かな心の意識を覚醒する状態に入ることです。まさしく、現代で話題になっているマインドフルネスは北本聖明の歩みです。密教を通じ、密教僧として長年歩んできた生き方です。☆ストレス軽減☆パフォーマンス向上☆直観力向上☆気力.運気UP☆邪気予防　◎自身の気質を知り幸せに歩む、真言密教を通じそのような方法を伝授しています。人生相談、運気改善、悩み事、ご相談下さい。