紅葉に見た日本人の人間力

タイムリーではないのですが11月下旬に大覚寺に行ってまいりました。紅葉は見ごろを少し過ぎていましたが、お庭に赤色が強調され素晴らしい景色でした。大覚寺は嵯峨天皇ゆかりのお寺でもあり当時の皇族の足跡がすごく感じられます。811年3月11日に当時疫病がはやりなんとかそれを押さえようと弘法大師空海が天皇の命を受けこの地で五大明王による祈祷を行い疫病がおさまったと伝えられています。霊宝館にて特別展もあり仏像も見せて頂きましたがいろいろと感じるものがありました。ありがたいとその言葉しか思いません。連日紅葉をちぎったりして家に持ち帰る方が増加していることが報道で取り上げられます。正直お寺の成り立ち、または神仏に対する礼節を重んじる心があればこのようなことはおきません。入ってはならない。その空気感が感じられないというのはどこか日本人が一番大切なことを忘れているのだと思います。少しばかりの小楽を積み重ねたとしても得ることのできないエネルギー、人間の深管を支えている。それこそが森羅万象、神仏のお力であることをお忘れなのだと思います。合掌こそが人間力を作って行くのだと改めなければなりません。合掌

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