『北本聖明 阿闍梨の つぶやき雑記』毎日充実していそいそと歩んでおります。

『北本聖明 阿闍梨のつぶやき雑記』

今日は、朝早く葬儀に出仕し、帰寺後、整体→僧侶来寺、指南で一日を終えました!今日は寒暖差があり少々困惑気味の一日でした。

気温の乱高下がある季節、この11月は大切な人をたくさん亡くしております。今日の午前中の葬儀でも司会の方が故人様の生前のご様子をお話しされているのを聞くとその方の人間模様がありありと分かり、この最後のお別れの時間に導師として招かれたことに深く縁を感じ、丁寧にお勤めをしなければと。。。故人様は亡くなられても尚、清らかなオーラの残り香を漂わせておられました。昔、誰かから聞いた話です。人は死んだと時にその人生の全てが明らかになる。この仕事をしておりますとつくづくそう思います。学びをいただきました。ご冥福をお祈り申し上げます。合掌

今日は11月3日文化の日です。今年も2か月を切りました。早いですね。人の人生も同じく走っています。私もまだまだと思わずに一瞬一瞬を大切にしたいものです。人生にムダはありませんが、実り多き意味のある時の刻み方をしなければなりませんね。

『それ生は吾が好むにあらず、死はまた人の憎む道なり』

弘法大師空海の言葉です。人生とはこのようなものでも『この世でもらった時間を精一杯の力で生きよ』そのような意味です。だからと言って力む必要は全くありません。毎日、幸せに、楽しく歩むのです。それがやがて納得できる人生になっていくもの。わたくしはそう思っております(^^

合掌

今日は真っ青のお空です。奇麗です。でもなんとなく💦。。。お空も止まっていますね。明日は笑顔の空でありますように!合掌

 

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雑念にとらわれず、自然な意識のみにフォーカスし本来自身に備わっている、豊かな心の意識を覚醒する状態に入ることです。まさしく、現代で話題になっているマインドフルネスは北本聖明の歩みです。密教を通じ、密教僧として長年歩んできた生き方です。☆ストレス軽減☆パフォーマンス向上☆直観力向上☆気力.運気UP☆邪気予防 ◎自身の気質を知り幸せに歩む、真言密教を通じそのような方法を伝授しています。人生相談、運気改善、悩み事ご相談下さい。

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住職の雑学日記!~七種の滝と福崎町陰陽師伝説~

 

ちなみに河童の兄がガタローで弟がガジローだそうです。今日もブログをご覧いただきありがとうございます。河童伝説の続編、福崎町陰陽師伝説です。陰陽師と言えば有名なのが安倍晴明!しかし、晴明は京が主役の陰陽師!実は実力派の陰陽師はこの播磨に根を張り存在しておりました。

 

時は推古天皇の時代、この辺りは滋岡と呼ばれておりました。当時、大飢饉が発生していたそうです。そんなとき、この滋岡に現れては消えを繰り返すご老人がおられ、そのご老人が動画の場所から下ったところに、もみ、大麦、小麦、大豆、小豆、あわ、ひえの七種を植えましたらそれが実り飢饉から人々をお救いになったと言われております。そして、その方が陰陽師であったと言われ滋岡川人(しげおかせんにん)と呼ばれていたそうです。七種の滝の七種はここからきているんですね!

さらに、三論宗の高麗の僧、恵潅法師が聖徳太子の命を受けて山を登りしばらくこの地で修業をしていたところ滋岡川人が現れ、十一面観音菩薩を祀りなさいと言われたそうです。しばらくはこの山門の辺りに寺を構え、仏様を祀っていましたが後に弘法大師空海が寺を訪れ、その後、真言宗に改宗、現在は金剛城寺となっています。弘法大師空海もこの七種山のつなぎ岩にて護摩を修し修業なされたと言われています。

これが『つなぎ岩』です!

機会があれば行ってみようと思います。

また、滋岡川人は大慈悲観音の化身とされ自然霊=神、そして仏様ともされ、まさに神仏習合(神と仏を融合し尊重する考え)と言えます。

しかし、しかし。

純聖寺はそのような歴史を存じあげず、神仏習合の精神を引き継ぎ、弘法大師空海と縁のあった福崎町に開山し、また十一面観音菩薩を本尊とさせていただいております。

時空間を越えた、同調感、また、この地における使命感なのかもしれません。なんとも不思議な縁起です。真言密教僧として精進し歩まねばなりません。

合掌

 

 

紅葉に見た日本人の人間力

タイムリーではないのですが11月下旬に大覚寺に行ってまいりました。紅葉は見ごろを少し過ぎていましたが、お庭に赤色が強調され素晴らしい景色でした。大覚寺は嵯峨天皇ゆかりのお寺でもあり当時の皇族の足跡がすごく感じられます。811年3月11日に当時疫病がはやりなんとかそれを押さえようと弘法大師空海が天皇の命を受けこの地で五大明王による祈祷を行い疫病がおさまったと伝えられています。霊宝館にて特別展もあり仏像も見せて頂きましたがいろいろと感じるものがありました。ありがたいとその言葉しか思いません。連日紅葉をちぎったりして家に持ち帰る方が増加していることが報道で取り上げられます。正直お寺の成り立ち、または神仏に対する礼節を重んじる心があればこのようなことはおきません。入ってはならない。その空気感が感じられないというのはどこか日本人が一番大切なことを忘れているのだと思います。少しばかりの小楽を積み重ねたとしても得ることのできないエネルギー、人間の深管を支えている。それこそが森羅万象、神仏のお力であることをお忘れなのだと思います。合掌こそが人間力を作って行くのだと改めなければなりません。合掌

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