僧侶としての葬儀出向

今年は年初めからいろいろとあり、今年初めてのブログ更新になります。

この冬は寒さが厳しかったせいでありましょうか。年初めから葬儀出向の依頼が多くございました。ご家族さまの意向に沿い、弔いの心は寄り添う気持ちを持って馳せ参じております。

私事でございますが数か月前に父を亡くしました。介護も数年、長く闘病生活を送っておりました。いざ亡くなってから葬儀をする際、いろいろな思いが込み上げてくるものです。家族が欠けるというのは本当に寂しいものです。20年程前にも弟を亡くし、今度は父を亡くしました。

『いいところに行けよ!』

送ってあげることが家族最後の大きな務め。父の葬儀は私が導師をさせていただきました。悲しむ心を堪えてやり切りましたが最後はほろっと涙が流れました。

そんな経験を致しますと僧侶としてご家族様の旅立ちの儀式に御縁があった際は、しっかり送ってあげなければいけないと強く思うとともにご家族さまのお気持ちに寄り添いできる限りお手伝いをして差し上げたいと思うのです。

今から約30年は死層時代とも言われています。つまり、旅立たれる方の年齢が層が多くなってまいります。加えてお寺様とご縁を失われた御家もたくさんあると聞きます。僧侶として故人様を送って行くことは使命であります。もしお寺様との御縁など失われお困りのようでございましたら当寺院へご一報ください。宗派は不問です。また葬儀に関する事前のご相談も無料でお受けしております。御遠慮なくお申し付けください。

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