鬼滅の刃と密教観!

先週ついに炸裂しました⚔️

ヒノカミカグラ🔥

『鬼滅の刃』は流行ですので私も見ております(^-^;

ところで『鬼滅の刃』は密教に精通するところが非常に多く私はそちらの方に関心があります🔅

 

まず、鬼は人の煩悩の塊です。密教では鬼=魔と考えます。その魔(煩悩)は大日如来の智慧のエネルギーにより溶かされます。大日如来は密教では太陽に例えられることがしばしばあります🌞

『鬼滅の刃』では太陽にあたると鬼は死んでしまいまますよね😱それから鬼を倒すためのもう1つの方法は鬼の首をはねることです。密教では大日如来が衆生救済の為に変化し下界に降臨する仏様が不動明王であると言われています。

このような出で立ちで煩悩を断ち切る剣を持ってますよね!つまり鬼=魔を成敗するんですね!

鬼を退治する日輪刀はまさに大日如来、お日さまの日です。そして、大日如来の化身である不動明王は密教では教令輪身と言います。言うことを聞かない悪人を仏法の力で矯正させる仏様なのです。つまり日輪刀の輪は教令輪身の輪ということです💡

そして、炭治郎が使う水の呼吸です。水とは密教で安心立命をもたらす大悲の水です。全てを癒し、清め、安堵を与える。まさに主人公の炭治郎の優しさは仏様のようです。鬼になる以前の人はもともとは清い!そのためいくら人を食らっても慈悲をかけます。まさに仏の心ですね!水はそのような鬼の罪を流してくれるものです。

我々、密教僧もこのようなラン.バン加持をして水で心、人、場所を清めます。

ランは火です。バンは水です。

煩悩=魔は大日如来の智慧の光(日)で照され溶かされます。そして心身を潤す悟りの水となります。その水で自身を清める。毘盧遮那仏は大日如来!

ヒノカミカグラ🔥はまさに最高峰の仏様、大日如来の成敗なのですね⚔️つまり、水と大日如来のヒノカミの日を使う炭治郎は大日如来そのものです🌞

『鬼滅の刃』の原作者さまに脱帽です🙇

合掌

忙しくとも、落ち着いて。

この前まで10月でしたのに、もう11月8日です。

早いですね!あっという間です。

 

年末の護摩の準備がはじまりました。

(^-^;大変です。加えて様々な用事が入り、追われるような日々を過ごしています。

忙しいとは心を亡くすと書きます。

お寺の椿が咲いています。

毎年必ず綺麗に咲いてくれます。

花のように落ちついて、自分の使命を全力で全うすること!

人間は欲深く、色々やりたいことがあるので、忙しくなってしまうのでしょう。

心のブレーキを踏まないといけないのでしょうね。

 

年の瀬が近くなってきました。

みなさま、慌てず焦らずこなされてください。

合掌

 

 

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