先週京都に足を運びました。京都は紅葉まっさかりでしたが主要は東寺、2か月に一度程度で訪れています。目的は講堂の諸尊。空海の原点がここにある。この場所で感じることが教義であるといつも有難さを感じています。近年はスピリチュアルという言葉にあふれる世界観で、繋がりのないものを都合よくあれもこれもと結びつけて密教をご商売に扱う自称〇〇〇〇カウンセラーや〇〇で修行したなどとうたい僧侶もどきの霊媒師のような方まで・・・なんちゃって密教を取り入れおかしげなことをされているなどのお話を耳にすることがあります。講堂に入れば常人ならば密教観に圧倒されます。自身の学びのなさに恥ずかしささえおぼえなければならない・・・密教に触れることは許されても何もご存知のない方が密教を歪め別物にするのだけはどうぞご遠慮いただきたく思います。