『北本聖明阿闍梨のつぶやき雑記』神仏に守られる人とは・・・

『北本聖明阿闍梨のつぶやき雑記』

今日は七草粥の日です。でもどれくらいの方が召し上がられたのか、最近は昔の風習がどんどんなくなってきました。玄関にしめ縄をされていない家も多く、また、神棚もない家に訪れることが多くなりました。私の見解ですが神棚をちゃんとお祀りできないのであれば祀らない方が良いように思います。

しかし、そうだからと言って神仏をおろそかにすることは良くないと思います。見えない力、『おかげ』により私たちは生かされていることは言うまでもありません。つまり『おかげ』こそが神仏であるからです。『おかげ』に守られる人はいます。

よく思うことですが、お坊さんが災難に巻き込まれたという話はあまり耳にしません。例外として強欲に乱れ自ら穴に落ちるお坊さんはおりますが、それ以外あまりないように思います。お坊さんは運がいいのかもしれません。でもそれは当然かもしれません。神仏を崇拝し、より正道を進もうとしているからだと私は思います。(^^しかし、一方で『おかげ』に守られない人もいます。

◎困ったときのみお願いする。

◎心なく形式のみ行っている。

◎願いが叶ったときは崇拝し、叶わないと崇拝しない、または信仰度が低くなる。

◎お願いばかりしている。

◎うまくいかなくなると崇拝しなくなる。

長年の経験上このような方のご利益は見受けられません(;^ω^)でも、よくよく思えば、これって人付き合いと同じです。存在が見えているか見えていないかのだけのことです。神仏は人より偉大です。人が負に感じることは当然、神仏はそう感じておられる。感謝するから感謝が返ってくるのだと私はそう思います。

少なからずお坊さんは◎のようなことは思いません。毎日お勤めを欠かすことはありません。日頃から神仏への感謝が魂から充満しております。『感謝常駐』だから守られるのだと思っております。皆様もできる限り、日頃からそのお気持ちをお忘れなきよう！

恒例の今日の空ですがちょっと寒いです。明日は寒くなる模様、体調が優れない方が多いようです。ご用心！では今日はこれにて、合掌！北本聖明

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