三千枚護摩結願致しました。

昨年度はじめからお伝えしておりました三千枚護摩行を無事結願することができました。三千枚の護摩木の思いをひとつひとつ見ますとさまざまな方々の心の思いが伝わってまいりました。託された護摩木に書かれた願いをできる限り仏様のお近くまで行き叶えて頂けるようお伝えする。これまでで一番長くお不動様と対面させていただいたと思っております。一万回の不動真言から三日間の木食戒と水分摂取のみで壇に上がり、二日に渡る一座最長二時間から二時間半弱の護摩を七座以上こなしましたが、純聖寺の北本にお願いを託して下さった皆様の純粋な心があと押ししてやりきれたと思っております。また、この場をお借りして弟子一同が一丸となって私を支えてくれたことは感謝につきません。心から頭を垂れたいと思います。以我功徳力・・・本人の努力した得分。如来加持力・・・仏様の力。ご加護。及以法界力・・・それを後押しする周りの人々の祈る力。お願い事を叶えるにはこの三つの力のどこが欠けてもなりません。しかしながら、私は三千枚護摩を結願させていただきました。三千枚護摩にご参加下さいましたご参拝者様におかれましては、必ずお不動様がすばらしい功徳を届けて下さることであろうと思っております。私ども聖行派はこれからも精進を全身全霊で行い、利他行に勤しみたいと思っております。皆様のご多幸をお祈り申し上げます。 合掌

消えゆくこころ 変わりゆくこころ 惑わされるこころ

金峰山寺に足を運んだ回数も十回は超えました。ここのところ毎年金剛蔵王権現の御開帳が春と秋にございます。数百年間秘仏であったのが数十年前に御開帳になったとき、それはそれは色鮮やかな圧巻の仏様に心清められるおもいでございました。そして、ありがたく参拝される方の清き心と同調し心底『よかった』と思えました。しかしながら、ここ数年足を運ぶも訪れる方のマナーも悪く、騒音を立てるバイクや参道を遠慮もなくスピードを落とさずに走る車など、また、参拝ではなくピクニック気分で訪れ参道を大きな声でお下品な会話をされたり、まったく参拝とは無関係です。蔵王権現も古くなったお寺の修復のために御開帳を頻繁にしているのですが、数年前よりも色があせてしまい迫力がうすれお疲れのように見えてなりません。まるでこの世の人間の不純さに疲れてしまっているようです。この仏を制作する過程を考えると現代の技術がいくら進歩したとはいえ到底同じものを作ることは難しいと思います。そこには信仰からなる人々の純粋なこころがあったのだと思います。それがあったからこそこ蔵王権現をつくれたのだと思います。いくら文明が発達しようとも人は非力自然には勝てません。都合の良いものなどありません。便利に惑わされてはいけません。人は自然の中で生かされている。そのことを肝に銘じなければなりません。『ありがたい、ありがたい、感謝!感謝!』消えゆくこころ 変わりゆくこころ 惑わされるこころ おごるこころを持たなければこのようにはなりません。『謙虚に慎ましく』生きることが大切なのだと思います。

安易なものには必ず裏がある

今日、早朝からタップビジネスで80万円をだまし取られたというようなニュースが流れていました。騙すことは罪!しかし、騙される方も欲に魅せられたと言われれば否定できない。『正見』仏教にはこのような言葉がある。正しい物の見方という意味である。都合、勝手、欲など、正しく物事をとらえる目が現代人は衰えて行っているような気がします。そこには人を思いやる心が失われているように感じる。その背景が最近よくわかるのが葬儀の簡素化だ。時間を急ぐ人の文化は仕方がないのかもしれない。しかし、弔う気持ちまで簡素化になってはならない。新しく参入する葬儀業者・僧侶派遣・白木の位牌処分や仏壇を処分する処分業者利用するなら『正見』を持って見るべきである。しかし寺院はビジネスではない昔も今も変わることなく弔うことを仕事としていることを忘れてはならない。どうぞ『正見』を持って見ていただきたいと思います。

合格おめでとう!

所要が立て込んでブログの更新ができませんでしたが、3月19日(月)公立高校の合格発表でした。受験生のご家族さまに依頼されお寺でも事前に護摩をしたり祈祷をしたり、ご家族さまは熱心にお祈りをされました。

その甲斐あって見事全員合格!おめでとうございます。

ご家族さまからもお寺にお礼の電話をたくさんいただきました。「先生のおかげ」とおっしゃられていた方もいらっしゃいましたが一番は受験生の努力です。そして二にそれを純粋に応援する家族の力。三に日頃の有難さを感謝することで頂く仏のご加護の力(仏を信じる力)この三つを『三力』と言いますがこれがあったからこそよい結果が生まれたのだと思います。

何事もこの三つの力を忘れずに、傲慢にならず周りの意見も聞き入れて、自身が自然(神仏)に生かされていることに感謝して、日々笑顔で過ごしていただきたいと思います。重ねておめでとうございます。

合掌

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